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6月5日の夜、我が家の小さな番犬小春が、永眠いたしました。

私の下手くそなブログでも、小春のファンになってくださった方もおられたもので、ご報告しようと思います。

半年ほど前から、小さな体で病気と闘っていたのですが、残念ながら打ち勝つことは出来ませんでした。

死を迎える間際には、少しでも小春の大好きなことをさせてやりたかったので、彼女が大好きな散歩コースを4日の夜に半分、そして「また明日残りの半分行こうね」と約束して5日の夜半分、カートに乗せ、歩き慣れた場所を全てまわり、起き上がれない体ではありましたが、顔だけを一生懸命動かして、自分の大好きだった場所を目に焼き付けているようでした。

 

そして安心したのか、散歩が終わった一時間後、楽しかった思い出と共に息をひきとりました。

息をするのも苦しく、声を出す事もここ最近はなかったのですが、息をひきとる前に一度だけ大きな声を聴かせてくれ、私たちに「もういくね」と最後の挨拶をしてくれたようでした。

 

小春の生きた時は、犬の一生としては短い時間でしたが、彼女がくれた尊いものや、一生の中にある「その瞬間はもう戻ってこない」という、人が生きる上で大切なことを、改めて教えられた気がします。

 

正直、このブログを書いている途中も涙が止まりませんが、やはり命あるもの、いつかは致し方のない事だと思います。

だからこそ、今を精一杯生きる事の大切さを感じます。

 

誰かと寄り添った動物たちは、死を迎えると、虹の橋というところへ行くそうです。

そして、いつかそこでまた寄り添った人たちと再会するそうです。

その時まで、家族でもう涙はとっておこうと思います。

 

今まで、小春を温かく見守ってくれていた皆さん、ありがとうございました。