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値上がり
2022-01-17
最近様々な物の値上がりが止まりません。
高級品の値上がりは消費者が選択すればよい訳ですが、
困ったことに、生活必需品とされる多くの物が対象であるという事です。
食品、ガソリン、電気、ガス・・・挙げて行けばきりがありません。
さらに大手メーカーは、示し合わせたように各社とも一律
値上げに踏み切りますので、市場の競争原理も働かず、
消費者は悩ましい限りです。
私共の建設業も原材料の高騰はただ事ではなく、供給網上位の
価格決定にはあらがえず、日々頭を悩ませています。
デフレにあえいだ日本にとって、物価が上がる事自体悪い事
だとは思いません。ただ原材料の価格のみ上がり、生産過程における
関わる人たちの対価が上がったうえでの物価上昇でなければ、
悪い物価上昇となり、困窮のみ優先してしまいます。
供給網上位の大手メーカーは、値上げを打ち出すタイミングで
自社に携わる人たちの対価も上昇させ、その費用も含めたものを
値上げ価格として市場定着させることをできるでしょうが、
その後はその商品を仕入れ、物をつくる、一般の方達へ
販売するといった会社へ預けられます。
そこに来て、初めて一般の方達の感じる価格として実感
するわけですが、競争原理はここの段階で激しさを増し
して行きます。
例えば安い物がたくさん欲しいという、今や日本人がもつ当たり前の
欲求に応えるべく、スーパーを運営する方々が原材料仕入れの値上がり分を
価格転嫁する事もままならず、自社で取り込み、携わる人たちの
対価も上昇させることができないといった、不毛な競争社会の構図です。
その他の業種でも、このような構図は往々にあるのではないでしょうか・・・
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ただこのブログを書いていて思いました。
随分、愚痴をタラタラ述べたものだと・・・(´;ω;`)
世の中が成熟しつつある今。
問題点は浮き彫りになり、解決させて行かなければ要点も
洗い出されている現状は、きっと経営の中で解決してゆける
「なぞなぞ」だと思います。
「早く答えを見つけるぞ!」と
最後の締めくくりにいたします。✊