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3月17日…我が家で最後の中学生
2022-03-18
3月17日、中学校卒業式をもって我が家から中学生がいなくなりました。
長男、次男、そして末っ子の長女。
何かしらこみ上げてくるものは、嬉しさなのか寂しさなのか
自分でもよくわかりません。
ただ卒業を迎えた長女にいえることは、義務教育課程を修了した
3月17日からは、自分の進みたい道を自分で決める事のできる
大人への第一歩だということです。
では大人とは何なのか?
私の考える大人とは、「自分の言動行動に責任を持つ」
いたってシンプルな事です。
そして「言動行動」は何の為に人に備わっているのかを
考えると、まぎれもなく自分以外「他者」との意思疎通で
あり、自分自身の表現であるように思います。
すなわち、この世の中に自分以外誰もいなければ
そもそも「言動行動」といった事も皆無であり、
責任を持つ必要もありません。
そう考えると、「自分自身の言動行動に責任を持つ」という
1つ目の意味は「他者」に対してであり、その事を自覚して
行く事が大人への第一歩なのかなと思います。
そしてもう1つ。
子供たちは大人になるにつれ
関わる「他者」が、どんどんと増えて行きます。
不思議なもので、その「他者」との関りにより自身の人生は
豊かにもなり貧しくもなります。
まさに「他者」が人生を左右すると言っても過言ではありません。
そしてどのような「他者」と人生を過ごせるかというと
「自分自身の言動行動」次第。
大人になった時に目の当たりにする自分自身の境遇は、
自分が歩んできた道そのものである事を自覚することが
「自分自身の言動行動に責任を持つ」
2つ目の意味であるように思います。
3月17日より、様々な選択肢の中から自分で自分の
道を決めて行けるようになる15歳。
ただ、まだまだ子供な長女を見ていると、
「自分の進む道(人生)を自分で決める」
といった責任の重さなどは、少しずつ背負って行けば良いと
思ってしまうのは、どの親御さんも同じでしょうか・・・