スタッフブログ
ブログ
今年の珍客
2022-06-03
令和3年「つばめのお宿がすずめのお宿」事件から
はや一年が過ぎ去った今日この頃・・・
今年は、つばめやすずめの来客がなく少し寂しく思って
いたのですが、ある日「コンコンコン」と心地の良い音が
聞こえてきました。
外を見てみると、観賞用にとそのままにしている枯れ木に
小さな野鳥が穴をあけています。
一生懸命に穴を開けている姿は愛くるしく、巣穴の完成を
楽しみにしていました。
ふと何という野鳥なのかと調べてみると「コゲラ」
というそうです。
一週間程過ぎた時、巣穴は完成し小さな体ひとつ、
すっぽり収まった様子は何ともいえず、「コゲラ」も
誇らしげに外を見つめていました。
しかし一生懸命作った巣穴も、2週間程で手放したようで
いつの間にか旅立っていました。
一期一会
偶然訪れた小さな野鳥は、この場所を快適なひと時として
過ごしてくれたのか気になります。
私達は人との関わりの中、今日の失敗は明日とり返せば
良いと思いがちですが、人との関わりの失敗はとり返せない
事が多いように思います。
中々出来る事ではありませんが、その瞬間は二度と訪れない
と思い他者と接することが出来れば、人との関わり方も
違ってくるような気がします。
旅立ち姿を見せなくなった野鳥を思い浮かべると、
何となく考えてしまいました。
ちなみに・・・
「コゲラ」が旅立った後は、「すずめ」が
すっぽりと収まっていました(^―^* )