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たまには松山観光

2022-10-24
先日、地方祭を含めた4連休の日、妻とのんびり
松山を観光してみました。
 
立ち寄った場所は、愛媛県美術館・坂の上の雲ミュージアム・萬翠荘。
 
まず初めに足を向けたのは「愛媛県美術館」
 
現在県美術館では「国宝高野山金剛峯寺展」が開催されており、この機会に国宝の放つ存在感を感じてみたいと、以前から訪れたかった場所の一つです。
 
「鎌倉殿の13人」にも登場した運慶の作品が、約800年の時を経て、手を伸ばせば届く場所に展示されているのには感動です。
また、私は宗教に疎いので、弘法大師空海についての知識は皆無に等しかったのですが、こういった企画展示に触れてみると、偉大な空海が開いた真言宗という宗教が、後の歴史にどう関わってきたのか、興味が湧いてきます。
 
 
 
次に向かったのは「坂の上の雲ミュージアム」
 
じつはこの場所を訪れるのは3度目なのですが、
一度時間をかけて隅から隅までゆっくり見てみたいと
思っておりましたので、この日は3時間程滞在しました。
 
「坂の上の雲」は秋山兄弟、正岡子規の視点を司馬遼太郎さんが考察し紡ぎ合わせた歴史小説ですが、
「坂の上の雲ミュージアム」の展示は、歴史小説を入口にし、その後は逆に小説を紐解くように、明治という時代の史実を私達に分かりやすく教えてくれるミュージアムです。
 
「坂の上の雲ミュージアム」は、
明治の日本人が何を目指し今の私達がどうなったかを知るうえでも、松山観光・・・
いえ日本観光から外せないと思うのですが、
このミュージアムを一番楽しめるのは松山の人だと思います。
秋山兄弟、正岡子規を通じ、あの場所この場所と、
歴史・風景を振り返りながら楽しめるのは、地元民の特権です。
 
 
 
そして最後に向かったのは「萬翠荘」
 
扉を開けると中央に存在感のある階段。
見上げると大きなステンドグラス。
大正の時代、木造長屋が建ち並ぶ当時、松山のど真ん中に別荘として建てられたこの邸宅は、松山市民にどう映ったのか気になる建築物でした。
 
 
そんなこんなで、
あっという間に1日が終わった訳ですが、ある意味大切な休日、松山を1日かけて歩くというのは気乗りしないかもしれません。
 
ただ、まとまった連休がある時、一日を贅沢に使って
松山観光してみるのも、きっと楽しいはずです。
 
そう・・・忘れてはいないでしょうか?
コロナ禍前の松山市観光客は615万人にもいたのですから
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