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秋の余韻にダンプの挨拶
2022-11-15
冬目前の11月。
日中過ごしやすい気候に気持ちが弾み、
日々違った幻想的な表情を見せてくれる夕暮れ時の空。
晩秋は、一年を思い返す時間を与えてくれる
情緒あふれる季節です。
ただ残念なことに、秋の終わりは始まり
季節は一年の終わりを迎える12月に、
また違った情緒を私達に与えようとしています。
四季の中で秋が大好きな私としては、
今の季節が移り変わる事を少し寂しく思います。
そのような事もあり、春夏秋冬少しでも秋を、
感じたいと、先日行われていた植木市で
金木犀を購入いたしました。
ご存知の通り、どこからともなく漂ってくる金木犀の
花の香りは、五感のひとつで秋を感じる事ができます。
花の香りは来年のお楽しみですが、毎年大きくなる
事を楽しみにしつつ、花の落ちた金木犀を見ながら
秋の余韻に浸りたいと事務所の庭に植樹したのですが・・・
その時、事件がおこってしまったのです!
ダンプが「てくてく」金木犀に寄ってきたかと思うと、
なっ…なんと
マーキングを始めたのです。
「こらっ!」と怒った私をしり目に、
事務所の階段をこれまた「てくてく」と昇りはじめ、
一番上から私を見下ろすように、
ダンプ・・・「なんだ?お前??」
と、いつものような不遜な態度で私を見つめてきました。
彼にかかってしまうと、秋の情緒も余韻も台無しです。
とは言え、これが彼なりの金木犀への挨拶かと思い、
思わず笑ってしまいました(^^)
今はダンプにおされるとへし折れてしまう金木犀。
月日がたてば揺るがない木になるでしょう。
ただ、大きく強いイメージのある金木犀ですが、
しっかりとした土壌(基礎)とお世話(サポート)が
なければ、大きく育たないそうです。
周りの人たちと助け合い(サポート)
自身が努力(基礎)して行かなければ、
地に根を張り大きく育つことができない私達人間と、
どこか似たもの同士です。
秋になれば花を咲かせ、自分の成長を
香りで教えてくれる金木犀に負けないように、
私達も一年一年成長して行きたいものです。