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日常にある小さな幸せ
2022-12-19
12月18日、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の最終回。
北条政子・義時姉弟の歩んだ、「時代の過渡期」に
歩まざるを得ない道と、これから歩むべき道の在り方が
姉弟最後のシーンに表現されているようでした。
日本の三大悪女と語り継がれている北条政子。
何をもって「悪女」と語られるのかは見方によって
変わりますが、力強く先見の明のある女性だったの
は間違いないように思います。
と、そのような事を思いながら、年始から始まり年末
に終わる大河ドラマは、私にとって一年の始まりと終わり
を教えてくれる大きなテレビ時計。
大河ドラマ最終回の「完」のエンドロールと
過ぎ去る今年の「完」が重なります。
今年も残りあとわずか。
過ぎ去る月日は早いようですが、皆さんも一年の中には
大変な事やたくさんの葛藤が様々な事であったと思います。
迎える2023年は、是非とも今年より良い年となるよう
願うばかりです。
さて2022年、私達の住む日本も今年起こった出来事
に対し、奇しくも経済、安全保障政策といった国の根幹
にあたる部分の脆弱さが浮き彫りとなりました。
その事に対し、年の瀬あわただしく矢継ぎ早に政府から
示される方針。
経済においては、2%の物価上昇目標の達成時期を見直す事
で大規模な金融緩和の修正につながる可能性が示唆され、
また安全保障政策においては、防衛費増額の議論から始まり、
戦後の「専守防衛」の枠を大きく広げ、放たれた物を破壊する
防衛力から、放たれた場所を破壊する防衛力(反撃力)をもつ
事で防衛力強化が示されました。
「盾」の防衛から「矛」の防衛。
安全保障政策において、防衛増税もしくは国債(借金)の
議論が目立ちますが、本来もっと重要な戦後77年の時を経て
現在までパンドラの箱であった、重大な意思決定が行われ
ようとしている2022年。
2022年は、後の世日本の過渡期であったと評される
事になるような気がいたします。
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以前、当社の社員さんから、休みの日に夫婦で飲みに行く
「モーニングコーヒー」が楽しみだという話を聞きました。
それを聞き、私はあまり「コーヒー」に興味はなかったの
ですが少し真似してみようと、休日の「モーニングコーヒー」
を飲みに行くようになりました。
すると休日の一杯に癒される自分を発見します。
ちょっとした趣味ができたと思い、今度は少し節約しようと
景色の良い海辺を探し、海を見ながらの「コンビニコーヒー」
で楽しむようになります。
何に幸せを感じるかは人により様々です。
日常には、意識しないと分からないような
小さな幸せはたくさんあると思います。
ただ、頑張っている人が感じられる日常の小さな幸せを
たくさん感じられ、大切に出来るような2023年に
なればと年の瀬に思います。
私も経営者として、社員さん、当社に関わる関係者さん達に
それを感じてもらえるような経営をして行く責務に思いを
巡らせながら年末を迎えようと思います。
繰り返しになりますが、来年も日常の小さな幸せを
たくさん感じられるような世の中であり、会社をつくって
行ければと、絶景の場所で「コーヒー」を飲みながら
思う2022年、年の瀬です。