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友チョコ

2023-02-14
2月14日バレンタインデー。
 
最近は、本命の男の子に告白する特別な日ではなく、
仲のよい友人同士でお菓子(チョコやクッキー)を交換する、友情づくりの一環として楽しんでいるようです。
 
お菓子作りが好きな我が家の長女も、この日は腕によりをかけて、友人たちにお菓子を振る舞おうと前日頑張っていたようですが、思うように上手くいかなかったようで、私が起床した時には、長女はまだ台所でした。
 
どうやら徹夜をしたようです (´;ω;`)
 
一睡もせず学校に行く様子でしたが、さすがに私共夫婦
「学生の本分は!!」と朝から注意する一幕でした。
 
ただ、一年に1回学生時代の友人たちと、友情を深める
行事であり、お互いに持ち寄れる小さなエピソードで笑い合い価値観を共有しあう事の出来るこの時代の出来事は、学業だけではない学びであり、この時代にしか培われない友情を育む事は、「学生の本分」とも感じます。
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我が家には、
チョコをもらう側の男子高校生が一人います。
彼(次男)は高校卒業を控え、新たな道に進みます。
彼の高校生活あっという間でしたが、その短い間に
仲良し6人グループが出来上がっていたようです。
 
ただ時間は止まることなく、仲良しの友を別々の道へと
いざないます。
 
県内県外で就職する者。
県内県外へ進学する者。
 
たった6人の仲良しな子供たちでも、一つとして
同じ道はなく6者6道おり、人生の選択と分岐点が
あるかと思うと感慨深いものがあります。
 
彼らたちの集合写真を見ると、屈託のない笑顔で
肩を組んで並んでいました。
 
毎日当たり前のように机を並べ同じ時間を過ごしていた
学友たちですが、大人としてそれぞれの道を歩み始めると卒業後同じように集合できる機会をつくる事は簡単ではないかもしれません。
 
それくらい、学生時代の友人たちとの関わり合いは貴重な時間のように思います。
 
ただ、縁あって個々の友人たちと再会する事が必然であれば、社会にでてからの職が違っていても、お互いの仕事を助け合い切磋琢磨できる関係を築けます。
 
但しそれは、学生時代のように
「お互いが頑張っている」
「相手の事を大切に思う」
といった価値観の共有がなければ成立しません。
 
どちらかが、学生の時に培い積み上げていった
「友人貯金」を使い、相手に一方的に頼ろうとする時、
「友人貯金」は破綻し、借金となり関係も崩れて
いってしまいます。
 
ただ学生時代にしか積み立てる事の出来ない
「友人貯金」は社会に出てから手にすることは
できません。
 
友人たちがこの大きな財産の意味を知り、
お互いが大切に使うことが出来たならば、
この財産は減ることなく、たくさんの利子がつき、
お互いがお互い、仲の良かった友人たちを豊かに
することが出来るはずです。
 
そう思うと、一生にひと時しか訪れない学生時代。
学生時代にしか培われない思い出や人間関係。
 
 
親として学生である子供たちを見ていると、
一つとして無意味な事の無い出来事。
 
 
「学生の本分」に、友との友情を育む友チョコづくりも
たまにはいれてみていいのかな?
と思う朝一番でした。

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