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大河も終わり・・・今年も終わる

2023-12-15
NHK大河ドラマ「どうする家康」
 
10日の日曜日、最終話を前に戦国時代最後の
合戦、大阪夏の陣が始まろうとしていました。
 
結末は私たちのよく知るところで、家康はその後
内戦のない、当時としては平和な世を築き上げました。
 
長い乱世を生き延びた家康は、最後の戦いをまえに、
戦(いくさ)を望む者を、また自らの事も乱世の亡霊と
呼び、自身の代で乱世の世すべてに決着をつけようと
する劇中の家康は鬼気迫るものがあり、当時の家康を
考察するにあたり、フィクションではありますが
非常に興味深く視聴いたしました。
 
かつての大河ドラマ「麒麟がくる」にさかのぼり
明智光秀と織田信長が共に言葉にした
世を平らかにしたい」との強い意志。
 
本能寺の変より大阪夏の陣までの33年。
 
時を経て成された乱世の終焉を、この後
260年余り続く泰平の世の礎を築いた家康が、
戦国時代を共に駆け巡った武将たちの、
「世を平らかにしたい」という強い思いと共に、
晩年成し遂げたわけです。
 
その後、政治にも遺憾なく力を発揮した
徳川幕府。
 
政治の安定は、国を豊かにし平和(平らかな)
な時代を歩む礎となりました。
 
 
さて、その後400年余り。
2023年も終わりを迎える私たちは、
当時と比べると随分豊かになりました。
 
ただ、大昔と比べると確かに豊かではありますが、
今を生きる人にとっては、今の問題があるわけで、
それを左右する基本となるものが政治。
 
その中でも、昨今重要な位置づけとされている
少子化問題。
 
経済的影響、社会的影響に直結することは、
もはや言うまでもありません。
 
つぼ型の人口ピラミッドを有する私たちの国は、
人口減少に対応でき得る社会制度が脆弱な事もあり、
非常に大きな問題のひとつです。
その少子化対策の一環で、年末に足早に公表された
政策の一つに、大学無償化という報道を耳にします。
 
大学無償化。
 
諸条件もあり、賛否両論あるとは思いますが、
子供を産み育てる環境に、政治として何かに
取り組むのであれば、生まれてから19年後の
大学進学の事を考え、生活設計をする若い夫婦が
どのくらい存在するのか疑問に思います。
 
また、大学進学という道は一つの選択肢にはなりますが、
様々な環境下で、当然大学進学以外の道を選ぶ人、
また選ばざるを得ない人も存在するわけで、
高校を卒業する19歳の同じ若い人たちの中で、
 
「就職し働いた者は納税者となり負担を強いられ、
進学した者は受益者となり大学の授業料を無償化してもらう」
 
といった事が、当たり前にまかり通っても
良いものなのか?と考えてしまいます。
 
(昨今様々な事の財源を、後の「増税」という言葉を使わなくて
良いように税以外で賄おうとしますが、実質は・・・)
 
今問題になっている世代間格差を通り越え、
同世代間格差まで作り出してしまう事は、
知識に乏しい私の私見にはなりますが、
何とも「ちぐはぐ」した政治のように感じます。
 
大学進学が当たり前の境遇で育った政治家の人たち
からすると、おかしな事ではないだろうと思うので
しょうが、世代間で分断がおきてしまいそうな
今の世の中で、同世代間でも同じような感覚が
芽生えてしまいそうで、少しさみしく感じます。
 
政治は、昔も今も大切なもの。
 
2023年の漢字一文字は「税」だそうです。
 
釈然としない、「ちぐはぐ」した今の政治。
もう少し「平らかに」ならないものかと
大河ドラマを見ながら、今年の終わりに
思うところです。
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