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先日、ある会社の会長さんから、いのきを山から運んでくれないかというお話がありました。

いのき？とは何かわからず、とりあえず「わかりました」とお答えして一緒に行ったのですが、「いのき」とは、「稲木」という田んぼで良く見る稲穂を干す、稲穂干し竿でした。

その方は、後継者も立派な方が育ち、社員さんも良く頑張ってくれる方々ばかりで、ご本人は、経営から少し離れ、今は農業に力を入れているご様子でした。

お話しも、農業の話を事細かく説明していただき、今は勉強中だと楽しそうに語っておられました。平成も終わるこの年。昭和、平成と、仕事を第一線でされてきた方が、次の世代にバトンタッチされ、第二いや第三の人生を謳歌されている様子は、ご縁あって幼いころからその方を拝見している私には、時間と時代の流れを感じずにはいられませんでした。

お体には無理なさらず、楽しんでください。