株式会社本田建設工業公式サイト

先日、娘の小学校卒様式に出席いたしました。3人兄弟妹の末っ子なのですが、女の子のせいか、ずいぶん成長が早いように感じます。私は、24歳の時、長男を授かりましたので、末っ子の彼女を成人させる時には、50歳も過ぎ、約四半世紀、一生の3分の1は子育ての時間かと思うと、中々大変だなと思うこともありますが、このように成長を近くで感じ、

色々な思い出を一緒に作ったり出来ることは、幸せな時なのかなとも思えます。

 

さて、日常において、久しぶりに対面した人などに対し、随分成長したなと感じることがあります。成長と言っても様々で、肉体的な成長、行動や振る舞い、仕事での成長、他たくさんあると思います。私が思うに、この成長というものを考えた時、人間の成長というものは、一定のスピードではなく、ある時に反比例グラフのように急激に上がり、少し落ち着き平行線に近い上向きになる。そして、また次のサイクルが訪れる。肉体的なことで言えば、第一次成長期や第二次成長期など、急激に変化する時期があるように、成長とは、1年に1つのような一定の正比例リズムではなく、上昇期によって、色々な事が一気に開花するように思えます。

 

何年掛かっても、分からなかったことや出来なかったことが、急に出来るようになったり、他の事にも応用が利くようになったりと、まるでバラバラだったパズルのピースが、ぴったりはまったような感覚を経験された事のある方は多いのではないでしょうか？私自身も、どうしても分からなかった事や進めなかった事が、何かの気付きで、頭の中のゼンマイがカチカチと音を立てて急に動き出すような感覚で、前に進んで行ける成長を何度か経験しました。肉体的な成長は、何度も訪れませんが、それ以外の「人」の成長は、何度でも訪れるような気がします。何もしなくても時間と共に成長する「時の成長」と、自分自身で現状を問題提起し、解決していく力を養い、上昇期を自分自身でつくり出す「気付きの成長」とでは、成長度合いが違うのかなと感じます。

 

卒業式を迎え大人に近づく自身の子供たち、将来が楽しみな当社の社員たち、そして、これからの社会を担う全ての若者たちには、「気付きの成長」が何度も訪れるように願いたいものです(^―^* )

 

当然40歳を過ぎた私でも、もっともっと成長できるように頑張ります (｀･ω･´)