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共に学ぶ 「祖父と孫 父と息子 兄と弟」
2019-07-22
当社は、社員各々に、80点以上の「この仕事は私に任せなさい」と言える業務の習得と、すべからず60点で、他の業務をお手伝いできるような技量を習得できる事を意識して、 人材育成に取り組んでおります。
年長者は、比較的この業界で実務が長い社員が多い為、「この仕事は私に任せなさい」というのがあるのですが、若い社員ともなれば、そういう訳にはいきません。
今回は、この方針に、「授ける者、授かる者」として、日々奮闘している3組をご紹介したいと思います。
まず、技術管理を80点以上にと励んでいる社員。年齢で言うと、そう・・・祖父と孫ほど離れた二人。祖父はいささか気が短いので、指導にも熱が入るようですが、それを上手く聞いて質問し、学んでいる孫を見ていると、なんだかほっこりします(^―^* )
そして、左官業務を80点以上にと励んでいる社員。年齢で言うと、そう・・・父と息子ほど離れた二人。父の仕事に対する真摯な取り組みと、それに比例する技術を一生懸命覚えようとする息子を見ていると、なんだか応援したくなります(^―^* )
最後に、型枠大工業務を80点以上にと励んでいる社員。年齢で言うと、そう・・・年の離れた兄と弟くらい。やんちゃな兄と弟で、いささかスパルタ教育のような気もするのですが、
厳しさの中にも、弟を思う気持ちが本人に伝わっているからこそ、見る見る成長していっているのだろうと思います。彼らを見ていると、なんだか笑みがこぼれます(^―^* )
私が思うに、人材育成には、多くの社員が関わることが大切です。どう関わるかと言えば、日々成長していく姿を,先輩社員は,皆で一緒に喜べる関係を築くことであると思います。そしてその成長の為、実質的業務指導を行うのは、一人の社員に対峙する一人の先輩社員である指導者です。
若い社員が、未知の仕事を学び、社会人として一人前になっていく過程は、誰もが不安ですし時間もかかります。
だからこそ学ぶ社員からすれば、指導者との関係は大切ですし、心の拠り所になります。
また、指導者の社会人としての考え方や指導力は、その後の彼らの人生すら大きく左右するかもしれません。そういった部分からも、これからは、年代やポジションに応じ、
「人材育成に携わる指導者を育成する」事にも力を入れていきたいです。
「手を借り知識を授かり、一人前となり、手を貸し知識を授けるようになる」当たり前なようなことですが、この正の連鎖を作り上げることができる会社を、私たちは、目指していきたいです。