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先日、長男が普通自動車の運転免許を取得いたしました。さっそく私の車を運転してもらうことになったのですが、教習所からいただいた若葉マークを、ペタペタと車に貼りつけられてしまいました(^―^* )

運転の方は、両手でがっちりとハンドルを握り、右へ左へと肩から動くようなハンドルさばき、そして法定速度順守、ウインカーは３０m手前からと、私の免許取得の時とは大違いの安全運転です。彼の真剣な顔を見ていると思わず笑ってしまいました。

 

ただ気付けば、我が子の運転する車の助手席にいる自分。ついこの間までよちよち歩きで、助手席に乗せていた子供が、一人前に運転している姿を見ていると、嬉しく、頼もしくも思える反面、一抹の寂しさも感じてしまいます。

 

仕事一辺倒の生活の中で、何事においても仕事中心の毎日。

親バカかもしれませんが、今になって、あんな事こんな事をしてあげれば良かったと後悔してしまいます。

しかし考えてみると、もうすぐ社会に出ていく長男に、私が親として何か出来る事は、もう少ないように思います。

親は自分の子供を、いつまでたっても子供と言ってしまいますが、本当の意味で、「子供」として接する期間は、思いのほか短い期間のような気がします。

 

もし今、このブログを見て頂いている方に、今まさに「子供」さんに、接しているお父さんやお母さん、お祖父ちゃんやお祖母ちゃんがおられるなら、是非子供さんとの「子供時代」の時間を、後悔せぬよう大事にしてほしいと思います。

 

我が子が子供として、親や祖父母の力を頼ってくれるうちが、案外幸せな時なのかもしれません。