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坂の上の雲

2019-11-22
「まことに小さな国が、開化期を迎えようとしている」
小説、坂の上の雲の書き出しです。
小説やテレビをご覧になられた方も多いかと思います。
 
私は先日、この作品が映像化されたDVDを1か月かけ、いっき見ならぬ、よんき見位で日曜日テレビに張り付き見終えました(^―^* )
 
松山出身の、秋山好古、真之兄弟、正岡子規の生き様を中心に、明治という時代、世界の中で大変貧しく小国だった日本が、坂の上の雲を目指しひたむきに掛け上がっていくように、努力、夢、希望、志で、今に続く近代国家の礎を築く話でしたが、たった120年ぐらい前にそういった時代が(司馬史観は踏まえ)あったと思うと、感慨深いものがありました。
 
この話は、戦争の歴史とも、近代国家の成り立ちとも、他にも様々な視点から見ることができる作品で、日曜日の時間を費やしてしまいましたが、私にとって大変有意義な作品でした。
 
私たちは、日々いろいろな問題を抱えています。当然、坂の上の雲の舞台である明治の時代とは、時代背景も違いますし抱える問題も全く違います。
その中で、いつの時代も何かの問題が立ちはだかった時、人は往々にして「解決できない理由」を先に並べることが多いように思います。
しかし坂の上の雲に登場する明治を生きた人たちは、いつも「解決できる方法」を考え実践しているように思えました。
 
しかしながら、坂の上の雲の舞台である明治の時代を、戦争の歴史として考えると、こんなに不幸なことはありませんし、絶対に最善な解決の方法ではなく、歴史を美化してはいけないと思います。
ただ、激動の明治を生きた人達がいたからこそ、私たちの今の生活があるとすれば、「解決できない理由」を述べ現状打破できない状況をつくるより、ただひたむきに「解決できる方法」を論じ考え実践することに、未来があるようにも思えました。
ただし、今の時代、問題の解決の方法は様々、そして人それぞれです。
あまり思い込まず、問題を避けて通るという柔軟な気持ちも大切な気がいたします。
 
そんなこんなで「坂の上の雲」
ご覧になられていない方がおられましたら、私は是非お勧めです。
少々時間は必要ですが(^―^* )
 
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