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残してほしい立ち読み文化
2020-05-22
先日の連休時、アマゾンで本を購入いたしました。
普段は、店舗型の書店で購入するのですが、ステイホームということもあり、読みたい著者も決まっていましたから、ネットで著者の検索をかけてみると、書店には並んでいない本もたくさんあり、思わず大人買いをしてしまいました(^―^* )
また購入に際しては、割引もあり、商品も2日後に届くということで、本当に便利な世の中になったと今更ながら実感しました。
ただ消費者としてはありがたいのですが、この様な集客、販売、物流網が完成されてしまうと、いらぬ心配かもしれませんが、既存の書店は大変だろうなと思ってしまったほどです。
私は本を購入する時、基本立ち読みをしてから購入します。(当然丁寧には扱います<(_ _)>)
手に取る本は様々で、棚に陳列されている中から、好きな著者、興味深いタイトル、学びたい事柄から手に取り、まえがき、あとがき、目次を、一通り目をとおし、あとは中身をパラパラ読みしてから、気に入った本を購入するようにします。
ただ他に、同じ本でもハンドブックのように小さいものから、重厚感のあるようなものまで様々で、どのような気分や場所で読むかなども考え、手に取り肌で感じながら選びます。
そう考えると、決して便利で安ければ良いという訳ではなく、店舗型の書店のように、触れる場所を提供してくれているからこそ、根強いファンが生まれてくるような気がします。
人が利便性や価格のみを追求し、万が一昔からある既存の業態が立ち行かなくなり、
現在便利だと感じている業態のみが残ってしまった時、人は本当に利便性を感じ、
安価なものを、納得いく形で手に入れることはできるのか?
何気に考えてしまいます(-ω-)?