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キングダム

2020-06-01
先日、漫画キングダムの実写映画版が、テレビで放映されていました。
私はキングダムが大好きなので、以前の映画も見に行き、今回のテレビ版もしっかりと見ましたが、やはり何度見ても面白かったです。
 
キングダムの世界は、中国史上初めて中華統一を果たした秦の始皇帝、政の時代を、
大将軍を目指す主人公、信を中心に描かれた作品です。
漫画ならではの描写や、人と人との熱い思いなどが描かれ、40歳も過ぎた大人の私ですが、恥ずかしながら次巻が発売されるのをいつも楽しみにしています(^―^* )
 
さて、始皇帝について歴史の評価は様々ではありますが、始皇帝が推し進めていったのは
「法治主義」と言われています。簡単に言うと、法で国を統治するということです。
これに対し、論語でお馴染みの孔子が唱えた「徳治主義」があると思います。
これは、徳のある統治者が、その徳をもって国を治めることを理想とし、そうなれば人々も徳が積まれて行き、人を罰するための法などはいらないという考えです。
「徳治主義」は本当に理想的であり、いつまでも追い求めていく必要がある事のように思います。
 
しかし現在、日本は「法治主義」です。その事を考えると、やはり「法」というものは必要であり、「徳」のある者が「徳」だけを説いて、国を治めるのは難しいのかもしれません。
さらに最近巷では、法に反した人々を調べる側の立場の人や、法をつくる側の人たちの「徳」も問われているような気がいたします。
 
「法」とは、同じ人間が、裁かれる立場と、裁く立場となる、まさに人が人を裁くものです。
また、その「法」自体も、人がつくるという、ある意味怖いものです。
そういった事からも、「法治主義」「徳治主義」など反対の思想として扱われますが、
「徳」のある者が「法」をつくり運用していくという、まさに表裏一体であることが大切であるように思います。
 
本田建設工業も次元は全く違う話になりますが、私自身会社を引っ張って行く者として、また日々会社を引っ張ってくれている社員たちも含め、「あの人が決めた事なら」と、周りに思ってもらえるように、日々精進して行かなければと思います。
 
「徳」の低い私が言うのもなんですが、毎日自分の言動行動考えを振り返り、
反省することを日課とし、少しでも徳を積めればと感じるところです(´;ω;`)
 
株式会社本田建設工業
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