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大先輩
2018-10-30
先日、山手で行っていた造成工事が無事に終わりました。その現場は、山の土を切土盛り土、そして搬出と中々大変かつ面白い現場でした。
このような現場は一見派手に見え、当然大型の重機や車両が大活躍するのですが、実は縁の下の力持ちとでも言うのでしょうか、現場を担当する土木技術者の力量が、現場の出来栄えやスムーズな工程に大きく影響いたします。今回当社で担当した社員さんは、なんと私の父と同い年の社員さんです。ある大手さんを退職した後、在任中一緒に仕事をしておりましたので、ぜひうちに来て若手の指導をしてくれないかと当社に来てもらったのですが、まだまだ現役らしく(^^)口癖が「わしがやる、こんでもいいよ」とのことです。
結局、なんだかんだで現場も収めてしまいます。
そして、もうひとかた、当社に積算資料として設計書をつくり、渡してくれた方がおられます。これもまた、このような山の切盛り、そして土の配分などを測量結果から設計書にし、実際の工事量と合わせるのは、非常に難しいのですが、なんとなんと、終わった後の
工事量を集計してみると、ほとんどぴったりで、逆に怖いくらいでした。
二人とも、私から見ると大先輩で、本当に学ぶべきところがたくさんあると思います。
年齢は皆平等に重ねますが、培った技量も努力に比例してその人に平等に蓄えられるのでしょう。一日でも多く一緒に仕事をしたいので、無理せず体には気を付けてもらいたいです。
追伸
そうそう若手の社員さん。私は大先輩から学ぶことは出来ても、追いつく技量は持ち合わせておりませんので、皆さんが、しっかり追いついてくださいね( ´艸`)